*++++++++++++もう一度返事をして+++++++++++++*

「おかあさん・・・おかあさん・・・」

おかあさんおねがいもう一回いって・・・

「なによ」って

いつもいってたようにおかあさんもう一回いって

わたしに「なによ」って

おねがい もう一回 返事をして・・・


おかあさんの枕元で

 「がんばって、おかあさん」のわたしの言葉が

 「もうがんばらないでいいよ、おかあさん・・・」にかわった時

わたしの体のちからが

すぅーっとぬけていきました

そして 

それからわたしの涙

とまらなくなりました
栗山さんの『おかあさんが いちばん すきです』を読まれた方から感想が届きましたので
ご紹介させていただきます。
(岡山の女性からのお便りです)

この本を読み終えた時、すーっと涙が溢れていました。
どうしてこんなに共感するのかと考えると、いつも温かく見守ってくれたり、励ましてくれたりした母の存在が私にもあったことに気付いたからだと思います。いつも、それが当たり前のように思っていて気付こうともしませんでした。改めて母を大切にしようという思いが胸いっぱいに広がっています。
そして先日出産して母となった私。 娘にも『命ある限り最後まで力いっぱい、精一杯生きること』を教えてやりたい・・・
そんな風に強く思います。