【アフリカウガンダ在住の石原(OB)さんからのお便り】

先般日本に一時帰国されて、皆さんにもご紹介しました奈良支部OBの石原さんが、
現地で6月初めから稽古を始めたとのこと。最初集まったのは5名。
やりたいという人はたくさんいるようですが、本気でやろうという人は少ないということです。

開始早々から停電があり、記念すべき第1日目はロウソクの明かりの中で行ったとか・・。
国が行う計画的停電で、、少ない電量を北部と南部に分けて通電するといった対策を実施しているらしいです。
影響を受けた工場や商店などでは、その間営業出来無いために損害も大きく、
病院では多くの方が亡くなっているというような深刻な現状です。
家庭にあっては、電化製品も3日間停電するだけで、冷蔵庫の中身も腐敗してしまうということです。
電気代を払わない国民も多数いることも問題ですが、
政府が国内に供給しないで、国外に電気を売っているというような経済状況の中、この国は本当に多くの問題を抱えている。

と話されていました。

さて、、、そんな中!正式にではないものの、石原道場は開講し稽古が開始されました。
写真をご覧下さい!彼らの真剣な眼差し!!純真な表情を!
少し明りが乏しくて見えにくいかもしれませんが、目の輝きは見ていただけると思います。

文明や科学が、超度級に発展をし続ける日本。
何不自由なく〃完備された〃道場での稽古が当たりまえと思っている人もおられるでしょう。
入門の問い合わせの折に、
  シャワー設備やロッカールームはありますか?∞エアコンはついていますか?
 と聞かれる方もおられます。武道の道場もフィットネスクラブも同じ感覚。
多くの日本人から失われてゆくハングリー精神。無くなりつつある純真な心。

マサイの青年の皆さん!頑張って下さい!!



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