【ジェシカさんの体験入門】
2006.7.21(金) 26(水) 

7月21日(金)、アメリカのニューハンプシャー州から奈良県桜井市にホームステイしている、ジェシカ・ガロさん(16歳、桜井高校2年)が、桜井東教室及び宇陀道場に体験入門をしました。

彼女はアメリカで拳法(流派は不明)を学んでおり、日本で武道(特に空手)を体験したいということであり、
奈良支部ホームページを見て、ホームステイ先の浦田さん宅から一番近い桜井東教室へ見学に来ました。

たくさんの小さな子供たちの、大きな気合いに驚いていましたが、すごく熱心に見学していました。

ぜひ体験してみたいと言うので、自分(中西)の古くなった空手着をプレゼントしました。

子供たちと一緒に稽古するのが、少し恥ずかしいみたいなので、2部の一般クラスから稽古に入りました。
自分は、アメリカ人なのにすごくシャイなので驚きました。(偏見です。すみません。)

型に興味があり、「ピンアンスリー」と言って平安Vの動作を少し覚えていたのには、またまた驚きました。
新しい型を覚えたいと言うので、みんなで太極T〜平安Uまで稽古しました。組手にも積極的に挑戦しました。
手足が長くてバネもあり、蹴りにも力があります。一般部に対してもどんどん攻めてきます。ガッツもありそうです。

7月26日(水)には、榛原道場にも来ました。榛原道場には、同じ桜井高校に通う山本明日香初段がいます。
お互い道場で出会ってビックリです。学校とは違った交流ができて、二人ともすごく楽しそうでした。

彼女にとっても日本での良い思い出が出来たことと思います。
言葉が通じなくとも、空手を通じてコミュニケーションがとれた(かな?)ことは、自分にとっても良い経験になりました。
短い間でしたがありがとうございました。アメリカに帰っても元気で頑張ってください。
浦田さんにも送迎などいろいろお世話になりました。ご苦労様でした。

最後に彼女が書いてくれたメッセージを紹介します。自分が読みやすいようにローマ字で書いてくれました。
「私は空手が好きです。なぜならそれは、とても大切なことを教えてくれるからです。健康を保つだけでなく、
人への尊敬を教えてくれます。新しい型を習えて良かったです。子供たちが頑張っていて、とてもすごいと思いました。」

                        
                                                宇陀分支部長  中西 庄司 




<<ニュース一覧へ戻る