【第13回関西地区選手強化稽古】
2010.2.14(日)場所;堺市 大浜体育館 柔道場
対象支部/京都・兵庫・北大阪・大阪西・大阪中央・大阪東
       大阪なみはや・大阪南・大阪東南・奈良・和歌山
奈良支部よりの選手参加者/15名

【2009年 第1回関西地区選手強化稽古レポート:堺市大浜体育館武道場】

 2009年の1回目の関西地区選手強化稽古が、大阪・堺市の大浜公園体育館にて行われた。

 午後12時半に集合、1時より約30分の基本稽古、その後休憩を挟みながら、全日本クラス、地区・県大会クラス、中・高生クラス等、各カテゴリーに分かれてのスパーリングを約1時間、最後に審判講習を兼ねた試合形式のワンマッチを30試合ほど行い、夕方4時半に終了した。

 5・6年前から始まったこの強化稽古は、毎年3回行われ、今回は過去を含めても最大数と思われる120名もの参加者があった。

 奈良支部の面々は、やはり継続して常に参加している者は打たれ強く、腰が重くなり、下がらなくなっており、地味だが確実に地力が付いてきていると感じた。普段の稽古も、真摯に継続しているのだろう。

 また、奈良支部OBで現在はハワイ支部で頑張っている中野聡大初段も、学校の休みを利用し、秦師範の許可を得て特別参加した。少し前の大会での怪我の関係で、満足のいく動きではなかったと思うが、少年部の時以上に礼儀正しい謙虚な態度と、逞しくなった体を見て、自分も凄く嬉しく気持ちよく頼もしく感じた。今後も国、支部は違っても、是非頑張ってほしいと思う。

 稽古終了後、大阪なみはや支部長の田ケ原師範をはじめ、関西地区の支部長、コーチによる反省会が行われた。人数が増え回数を重ねる度、返事をしっかりしない等、技以外の礼節が出来ていない参加者も増えてきており、各道場での再度教育と同時に、それも含めて中級レベル以上の実力者しか参加させないようにして、今以上のレベルアップを図るほうがいいのではといった案も出された。(現在は底辺からのレベルアップを図るため、中学生以上の極真門下生であれば誰でも参加できる。)

 今回参加された選手は、今以上の心を持った上で今後も参加し、継続は力なりを自他ともに証明してほしい。と同時に、これから参加させてほしいと思う者は、全日本トップクラスの選手も参加する特別な稽古だということを自覚して、心も技も一定レベル以上を持った上で参加してほしいと思った。

 最後に、関西の各支部長、師範代、分支部長、関係者各位の皆様、今回も有難うございました。お疲れさまでした。押忍。


                              レポート提供 奈良支部 奥本仰一


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