【加圧トレーニングをはじめて】 石原藤彦

2009年1月、一時帰国をした時に師範にご挨拶に伺いました。
その時に紹介されたのが、加圧トレーニングでした。
はじめ、師範の仰ってる意味があまりよくわからず半信半疑でしたが、試しにベルトを巻いていただいて、5分ほどトレーニングをしました。ベルトをはずすと手がパンパンに張り、その日から1週間、筋肉痛が取れませんでした。
普段からウェイトトレーニングをやっていた自分にとっては、こんなに筋肉痛になるとは信じられませんでした。
しかも、たった5分ほどで。筋肉痛が取れず、手を下ろすと疼くので、手を上げたまま飛行機の座席に乗ったほどです。
そして、その3ヵ月後に、再び一時帰国をし、筋力アップくんを購入しました。
ネットを通じて、加圧トレーニングのメカニズムがわかってきて、トレーニングメニューもネットの掲示板等から自分なりにアレンジして作っていました。師範が「加圧トレーニングをはじめると、一日でも巻かないと気持ち悪くなる」と仰っておりましたが、まさに、私もこの中毒にはまってしまいました。
私のトレーニングメニューは、上半身、下半身と分けて、各週2回行います。ベルトを巻く前に通常の重さでトレーニングをして、最後にパンプアップさせるためにベルトを巻いておりました。
ある日、腕を見るとなんとなく変わったように感じました。筋肉の大きさというより、厚みが出てきた感じです。
そして、何より驚いたのがシャワーを浴びた時に水が弾くようになったことです。
まさに、肌が若返ったんだと思います。皮膚に光が当たると、反射しているように思えるほど、瑞々しくなりました。
たまに、不安な時は、鶴井氏にメールをして、指示を仰ぎました。
また、ある時、ベルトを忘れた日があり、ベルトなしで昔ながらの高重量でトレーニングをしましたが、重量はもてるのですが、感覚的に物凄く重たく感じました。
それからは、上半身のみ通常のトレーニングをプラスしておりましたが、下半身にも通常のトレーニングをし、最後に加圧ベルトを巻くということにしました。さすがに1年続けましたので、筋肉も大きくなり、脂肪も減りました。
自分自身の体験によって、加圧トレーニングの偉大さがわかりました。
この変わった肉体を師範、鶴井氏に是非見ていただきたいと思いながら、今回は帰国しました。
しかしながら、1年ぶりにお会いした師範、鶴井氏の肉体は、昨年よりもまた進化しており、私の体が貧弱に思えるほどでした。
3人で一緒にトレーニングさせていただきましたが、ついていくのがやっとでした。
師範に追いつこうと思っても、師範も進化し続けているので、追いつこうにも追いつけません。
一緒にトレーニングさせていただいた中で感じましたのは、私のトレーニングメニューと違い、細かい筋肉をターゲットにせず、大きな筋肉を目いっぱい鍛えるということに新たな発見をいたしました。
一人では、追い込めないトレーニングも皆でやるととても楽しかったです。
私の至福の瞬間は、ベルトをはずす時です。抑えられていた血流が解き放たれる時の何ともいえない快感が、加圧トレーニングにはまる理由のひとつです。

話は変わりますが、私の妻の母、義母が変形股関節症で歩くこともままならなかったので、加圧トレーニングを紹介しました。
お蔭様で、筋肉がついたことにより、膝の痛みも消え、今では手すりをつかまらないでも階段の上り下りができるようになりました。
色々な整形外科、整骨医に通っても駄目だったものが、加圧トレーニングによって、よくなりました。
本人も驚いておりましたが、紹介した私はもっと驚きました。
出来うるならば、私もインストラクターの資格をとって、悩んでいる方々を加圧トレーニングでアシストしていきたいと思っております。
師範、鶴井氏、今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。


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