【吉野分支部10周年イベント】

2010年11月

吉野分支部は御蔭様で、今月道場設立10周年を迎えさせて頂くことができました。
長くもあり、短くもあったこの10年間。これも一重に秦師範はじめ、道場に関わって
くださった多くの方々、道場生、保護者の皆様のご尽力の賜物と、心より感謝致しております。この日を迎えさせて頂けたことに感慨深い思いが溢れています。
11月23日(火・勤労感謝の日)、下市町長谷にある丹生川上神社下社にて新嘗祭の
御神事が厳粛に執り行われた中、吉野分支部は10周年の記念に、道場生40数名で
奉納演武をさせて頂きました。
前日は一日中雨が降りしきり、どうなることかと思いましたが、お陰様で天気は回復し、澄み切った空気の中、神様への御神事が始まりました。寒い中、道場生は武道家らしく、凛とした面持ちで臨んでいました。
その後、保護者や参拝者、神社関係者、氏子方々の見守る中、普段以上の気合いで
基本稽古を行い、神社内には元気一杯の活気とパワーが溢れ、気合いが響きわたりました。
続いて、先日行われた型競技会にて、吉野分支部より出場し優勝した田代風羽夏選手が
太極Ⅰ、平田大和・福西賢士選手が平安Ⅱ、辻竜也選手が突きの型を奉納し、場内をわかせてくれました。最後に武田健司分支部長、平田義明初段、佐渡信彦初段、久保比老子
初段にて征遠鎮と転掌を奉納しました。
黒帯4人が揃っての奉納演武では、さらに空気がかわり、見る者全てに感動を与えることができ、無事、奉納演武は終了しました。
最後に丹生川上神社下社の皆見元久宮司様より道場生へむけて「文武両道で稽古に励んでください」と、お言葉を頂き、また、丹生川上神社下社の有難い勾玉のお守りを参加者全員にくださいました。今まで多くの奉納演武を拝見された宮司様は「一番、気合いを感じました。素晴らしかったです。」と、感嘆してくださいました。
この10年間、空手に携われたことに、さらなる喜びを感じた瞬間でした。
日々、稽古終了時に皆であげる道場訓にあるように、神仏を尊ぶ心が道場生の心にも
身をもってひしひしと感じ、また、ずっと心に残ってくれることと思います。
10周年の節目に、このような素晴らしい奉納演武をさせて頂けたご縁を心より感謝申し上げます。
演武終了後は神社敷地内横の広場で道場生と保護者方と、バーベキューをし、
和気あいあいと楽しい時間を過ごすことができました。このような会を持てたこと、
一緒に祝って頂けた方々の深いご縁に心から感謝致します。本当によかったです。
今後、更なる飛躍ができます様、また、設立当初からの思い「極真魂の申し子」を
全身全霊で育んで参る所存です。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

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