【第19回関西地区強化稽古】
3月24日(日)

3月24日(日)暖かい春晴れのもと2013年度第一回の関西選手強化稽古が行われた。
総人数約90名で奈良支部からは若い中・高生を中心に17名が参加させて頂いた。

秦師範の挨拶の後、最初にロシア合宿に参加された田カ原大阪なみはや支部長のロシアテクニックの講習が行われた。
むこうの選手が得意とするパンチラッシュが空手の基本的な移動稽古からのアレンジである等を身をもって説明して頂き、納得と同時にそれ以上に現役をもう引退されてるのに軸がぶれずに腰の座った切れ味鋭い田カ原師範の動きに驚き凄く感心させられた。

その後各カテゴリーに分かれてスパーリング、試合形式のワンマッチへと進んで行った。
初参加の中・高生が多く最初は他支部の師範やコーチ陣に囲まれてまた初めて手合わせる他支部の同年代の選手というのもあり緊張もあってぎごちなかったが、徐々に本来の動きが出来、皆それぞれなりに頑張ってたと思う。

ただ最後の試合形式のワンマッチでは技以上に気持ちで負けてしまったケースや、気持ちは負けていなかったがそれ以上に相手の技が勝り苦しまぎれに反則を何度もおかすケースもあり各自が今後の課題として普段の生活も含めて改善していかないといけないだろう。

また今回の稽古終了後、他支部のコーチ・師範代がテクニックに関しては極端に言えば(ある程度のレベル以上の選手の場合)稽古の多い・少ないは差が出ない ただ劣勢になっても踏ん張って逆襲出来る強い精神力、激しい稽古・試合に於いても怪我をしない強靭な体・体力は豊富な稽古量から生まれるというような事を言われた。

長引く不景気・就職難・スポーツの多様化等により自分達コーチが極真の門をくぐった時より今の選手をとりまく社会的状況は厳しくなって来てると思うが選手はそれでも先のコーチ、師範代の言葉を肝に命じて今後 空手に取り組んでほしい 上手くてもそれが発揮出来る精神力・体力が無いと試合では勝てないのだから。

最後に秦師範始め関西の各支部長・師範代・コーチ陣の方々有り難うございました、
お疲れ様でした。

奈良支部 広陵分支部 奥本仰一  押忍。






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