大会出場規定について

 

8月13日付け:総本部事務局よりの通達に関して

 

当月ある関東圏の県大会において、一般部カテゴリーに規定年齢に満たない選手が出場したため、【17歳の一般大会出場許可】についての規定を周知徹底する旨通達が参りました。

 

18歳以上と出場規定のある大会カテゴリーに於いては、17歳時点では下記の条件を満たさない限り出場はできません。また、17歳(大会開催時の満年齢)以下の出場についてはその範疇にありませんので出場は不可となります。

 

1、        対象を17歳(満年齢を満たしている)の者とする。

2、        過去3年間に国際親善試合で入賞暦(ベスト4以上)があること。 

    上記に加えて、所属支部の支部長を通じ(推薦)、総本部に出場許可の申請することができるものとする。

    保護者の同意書が必要。

以上

 

奈良支部での規定

 

昨今、稽古や行事ごとへの不参加が日常的に見られ、当人の稽古内容が希薄であるにも関わらず、大会出場のみに傾く生徒が多く見られ、どの支部にもその傾向はあるようです。

元来、極真カラテの修業(稽古)は日常の積み重ねこそが、無級のものから黒帯に至るまでに課せられた責務でありますが、昨今、蔑ろにされているように見受けられます。

告知するまでもない項目になりますが、保護者各位に於かれましては再度ご確認下さい。

規定外の出場を希望する場合は、以下の項目について認可を受けたもののみが支部長の推薦を受けることができる。

■日常の稽古に積極的に参加し、上級者に於いては後輩の指導補助に携わること。

■年間に定期的に開催される支部行事への参加について。支部行事は不定期のものを除き定期的なものは年頭に決定しており、又前年末には次年度の行事予定が発表されているので、早期のうちにスケジュールに組み込んでいただき参加して下さい。

■総体的な個人の評価というものは、極真空手の修行者として認可されるべき人格や行いを評価されるものであって、決して戦績のみで高評価を受けることができるものではない。

■18歳以下の門下の生徒は、保護者が本人の代理人となるが、優先されるべきは本人の意向と熱意であって然るべきであり、決してお仕着せであってはならない。

■18歳以下少年部の生徒においても同様である。

 

2011年8月16日

                            極真会館 奈良支部

                            支部長・師範 秦 貴典